わたしが食べることを大切にする理由

わたしは時々、食べることを書いています。
氣が向いて書いてるんじゃなくて、食べることで救われた経験があるから。それは忘れたくない経験だし、食べることをずっと大切にしたいから。

わたしには食べることの楽しみや偉大さを教えてくれた友達がいます。彼女は食べ物でわたしを救ってくれました。

それは10年前のこと。
当時のわたしは結婚していて。家に帰りたくない、帰れない、そんな状況がありました。ギリギリの精神状態だった頃。そんな時に受け入れてくれたのが彼女でした。

一人暮らしの彼女の部屋に行くと、こんな時は食べるにかぎる!と言って美味しそうな食事がテーブルに並んでる。
なのに身体も心もガチガチで食べれない。なかなか手がつけられなかった。それでもひとくち口に入れると、じわっと美味しさが口の中に広がっていく。美味しい、あったかい、嬉しい、そんな感情が込み上げてきたら、自然に涙がポロポロと流れてきた。
ひとくち食べたら、またひとくちと、はじめは食べれないと思っていたのに、氣がつくと全部食べてた。
悲しくて泣いていたのに、食べ終わる頃には嬉し泣きに変わってた。

わたしはこの経験を忘れないと思う。
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